3分30秒で読めます! 運営支援ブログ&社労士ブログの短縮版(2026年4月19日~4月25日)
「一般社団法人あい和学童クラブ運営法人」と「あい和社会保険労務士事務所」では、それぞれ「運営支援ブログ」と「社労士ブログ」で、放課後児童クラブ(いわゆる学童保育所)全般に関して提言や意見を行っています。2026年4月19日から4月25日まで掲載した両ブログ(運営支援ブログ、社労士ブログ)の内容をご紹介します。興味がそそられるテーマがございましたら、ぜひその日のブログをご高覧ください。
※基本的に運営支援ブログと社労士ブログでは、学童保育所について「放課後児童クラブ」(略して児童クラブ、クラブ)と記載しています。放課後児童クラブはおおむね学童保育所(ただし放課後児童健全育成事業を行っている施設に限る)と同じです。
・学童保育所退所の理由のトップは「行きたがらない」という調査結果が報道されました。当たり前です。児童クラブは、無理やり行かせられる場所であるからです。とりわけ低学年だったり、防犯面に不安がある地域だったりこどもが女の子だったりする場合は、保護者は児童クラブにこどもを入所させることを望みます。それはこどもにとっては児童クラブ入所を強制させられることにほかなりません。(4月20日掲載・運営支援ブログ)
・津波警報も発令された今回の地震。児童クラブにこの4月から入所した新1年生や途中入所した多くのこどもたちにとっては、いきなりの地震、津波からの避難行動になったことでしょう。地震が起きた時刻は、もしかするとおやつの準備中や、おやつを食べていた最中だったでしょうか。こどもたちの避難対応、保護者への連絡対応に追われた児童クラブの職員のみなさま、とても緊張した時間だったでしょう、本当におつかれさまでした。日本にいる限り、ありとあらゆる自然災害から逃れられません。世界有数の地震国ですし、台風も来る、集中豪雨も毎年どこかで発生しています。夏は酷暑、冬は豪雪。いろいろな自然災害が起こりうる国です。多くの人間が過ごす児童クラブは、いろいろな災害からこどもと職員を守るための備えが絶対に必要です。絶対に手を抜いてはいけない、不備があってはいけないのが、災害への備え=災害対応に関するマニュアル(緊急時避難マニュアル)の整備、避難訓練の実施です。児童クラブは2024年度から「安全計画」を策定することが義務になりました。安全計画では年間の訓練スケジュールを定めたり各種マニュアルの整備策定状況を記すことになります。今回のような大地震がきたときはこどもも保護者も職員も防災に関する意識が刺激されますから、この機会を使って全国どの児童クラブにおいても改めて安全計画を確認したり研修や講習を行ったり、こどもたちと避難訓練をしたりするなどして、「命を守る」意識を徹底的に植え付け、育てていってください。(4月21日掲載・運営支援ブログ)
・麻しん(はしか)が恐ろしい勢いで流行拡大しています。麻しん流行拡大に備えるため児童クラブ運営事業者は地元の自治体に研修や教えを受けることについて相談してください。保健所や、自治体の保健センターから保健師さんを派遣して説明してもらうこと、配布資料を作成するとしてその内容について監修を受けることなど、児童クラブにおける麻しん対策に乗り出しましょう。放課後児童クラブは感染症が拡大しやすい環境にあるからです。麻しんの感染力の強さもよく言われるところです。正真正銘の空気感染です。であれば、まだ感染者が身近にいない地域であればなおさら、麻しんへの対策対応についてしっかり学び、もしも感染者が身近に出たならどういう対応が必要かについても、地元自治体の児童クラブ担当者に相談しつつ、事業者として対応方針を確立してください。(4月22日掲載・運営支援ブログ)
・児童クラブの世界にも、オモテとウラ、建前と本音があります。わたくしが児童クラブの現場で初めて味わった本音の世界は、なかなかに強烈でした。待機児童問題と、問題行動を繰り返すこどもについてはまさにそう。クラブの現場でこどもと真摯に関わりたい職員は、「ギュウギュウ詰めのひどい状況になるなら、待機児童を出してでも、クラブの環境を一定の質で保ちたい」という本音があります。「待機児童を出してでも、クラブで過ごすこどもの健全育成、育成支援の質をしっかりと維持するにはやむを得ない」ということです。いわゆる問題行動を繰り返すこどもへの対応は、重要かつ微妙で深刻な問題です。現場の職員も運営も、この問題には本当に頭を抱えています。「もうやめてもらいたい」という職員はいますし「明日はあの子が休みだからクラブは平穏だよ」と笑顔を浮かべる職員もいます。(4月23日掲載・運営支援ブログ)
・こんな求人広告があります。某地域で児童クラブを一括運営している広域展開事業者です。その地域の最低賃金は1,052円です。その地域で運営事業者はたくさんの求人広告を自社他社問わずに出しています。「実働6h勤務」「放課後を見守る学童主任スタッフ大募集!」「保育士・教員免許いずれか必須」「《WEB面接OK》」「こどもたちの笑顔がやりがいに」「あたたかな居場所づくりをお任せします♪」「チームで支えるので未経験の方も安心です」とあります。契約職員の募集で、勤務はシフト制で週の所定労働は5日、提示されている報酬は月給14万5000円、試用期間3か月で最大6か月まで延長あり、となっています。主任としての募集なので他のスタッフの指導、サポートも業務内容として紹介されています。主任募集なのに未経験OK、月給14万5000円。児童クラブの世界は、本当にこれでいいのですか?(4月24日掲載・運営支援ブログ)
・こどもと関わりたいから児童クラブで働くことを考えている人に、児童クラブの仕事を説明しましょう。非常勤職員の仕事内容が中心です。まずわたくし萩原が言いたいのは、求人広告に「こどもたちを見守る仕事です」と、さも簡単そうに書いていることがありますが、「見守ることは仕事の一部であって、ずっとこどもの様子を眺めて過ごすだけの仕事ではない!」ということです。そんな見守りであれば監視カメラで事足ります。そんなことは決してありません。「こどもに関わる、または関わりながら行う業務」と「こどもとの関わりではない業務」に分けて紹介しましょう。なお、ここで紹介するのはごく基本的なものです。クラブ運営事業者や、クラブごとによって様々な種類の業務がありますことを先に申し上げます。(4月25日掲載・運営支援ブログ)
☆わたくし萩原へのインタビュー記事と、わたくしが寄稿した記事、相次いでウェブメディアで公開配信されました。ぜひご覧ください!
・「Wedge ONLINE」 2026年4月13日掲載・配信
(https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40473)
「「こどもが学童に入れたから仕事も安泰!」なのか?小1、行き渋り、夏休み…いくつも存在する“学童保育の壁”とその対処法」 記事を寄稿
・学童保育が直面する危機 真の「こどもまんなか社会」実現へ
学童保育運営支援アドバイザー・萩原和也さんに聞く
(https://wedge.ismedia.jp/articles/-/40378)
ヤフーニュースでも配信されました。こちらは日時が過ぎるとリンク切れになるでしょう。ご了承ください。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/3317adc11a9a6ce417290ae7913f4786b4f5a2c4)
・「学童落ちた」…待機児童高止まり、小学生全体の"4人に1人"が利用でも施設整備が進まない理由 日本版DBSへの対応は?
(https://toyokeizai.net/articles/-/937381)
こちらもヤフーニュースで配信されております。
(https://news.yahoo.co.jp/articles/a7e7fc91e8e6fe9a35e5d503a5642f01ee2f5e16?source=sns&dv=pc&mid=other&date=20260327&ctg=dom&bt=tw_up)
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放課後児童クラブ事業を考えている民間企業の方へ朗報! 児童クラブ参入の手引きとなる「埼玉県 放課後児童クラブ新規参入スタートブック」が公開されました。全40ページ。フルカラー。冊子は2部に分けて埼玉県福祉部こども支援課のページで公開されています。なお本スタートブックは弊会が作成受託しました。
(前編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook01.pdf
(後編)
https://www.pref.saitama.lg.jp/documents/166938/r0803_houkago-jidou-club-startbook02.pdf
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※更新! 放課後児童クラブに興味関心のある専門職同士で交流し、意見交換し、情報共有する場として、(仮称)「学童保育が好きな士業の会」を立ち上げました。2026年1月9日に、第1回目の集いを行いました。参加者は4人でした。今後も随時、集いを開催していきますので、ぜひゆる~く、参加してみてください。集いはオンラインでzoom利用、顔出しでの参加が条件となります。今後の集いに参加ご希望の方は、萩原までメール(info@aiwagakudou.com)か、X(ツイッター)でのダイレクトメールでお知らせください。開催日までに、参加用URLをお伝えいたします。
〇2024年3月19日から始めた全国放課後児童クラブデータベースですが、最後となる埼玉県蕨市まで到達し、1巡目が終了しました。2025年9月から2巡目に突入しています。2巡目の確認事項は特設ページで順次、掲載していきます。また、2巡目の調査で新たに確認したデータは、1巡目の投稿記事に反映させていきます。更新頻度がかなり遅くなっていますが、2026年4月18日時点で、「千葉県印西市」まで進んでいます。
※ここまで3分半!
(お知らせ)
〇弊会は、次の点を大事に日々の活動に取り組んでいます。
(1)放課後児童クラブで働く職員、従事者の雇用労働条件の改善。「学童で働いた、安心して家庭をもうけて子どもも育てられる」を実現することです。
(2)子どもが児童クラブでその最善の利益を保障されて過ごすこと。そのためにこそ、質の高い人材が児童クラブで働くことが必要で、それには雇用労働条件が改善されることが不可欠です。
(3)保護者が安心して子育てと仕事や介護、育児、看護などができるために便利な放課後児童クラブを増やすこと。保護者が時々、リラックスして休息するために子どもを児童クラブに行かせてもいいのです。保護者の健康で安定した生活を支える児童クラブが増えてほしいと願います。
(4)地域社会の発展に尽くす放課後児童クラブを実現すること。市区町村にとって、人口の安定や地域社会の維持のために必要な子育て支援。その中核的な存在として児童クラブを活用することを提言しています。
(5)人々が安心して過ごせる社会インフラとしての放課後児童クラブが充実すれば社会が安定します。経済や文化的な活動も安心して子育て世帯が取り組めます。それは社会の安定となり、ひいては国家の安定、国力の増進にもつながるでしょう。
放課後児童クラブ(学童保育所)の運営支援は、こどもまんなか社会に欠かせない、あらゆる児童クラブを応援しています。
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運営支援からの書籍第2弾として、放課後児童クラブを舞台にした小説「がくどう、序」を発売しました。埼玉県内の、とある町の学童保育所に就職した新人支援員が次々に出会う出来事、難問と、児童クラブに関わる人たちの人間模様を、なかなか世間に知られていない放課後児童クラブの運営の実態や制度を背景に描く小説です。新人職員の成長ストーリーであり、人間ドラマであり、児童クラブの制度の問題点を訴える社会性も備えた、ボリュームたっぷりの小説です。もちろんフィクションですが、リアリティを越えたフィクションと、自信を持って送り出す作品です。残念ながら、子どもたちの生き生きと遊ぶ姿や様子を丹念に描いたハートフルな作品ではありません。大人も放課後児童クラブで育っていくことをテーマにしていて、さらに児童クラブの運営の実態を描くテーマでの小説です。児童クラブの運営に密接にかかわった筆者だからこそ描ける「学童小説」です。ドラマや映画、漫画の原作にも十分たえられる素材だと確信しています。ぜひ手に取ってみてください! (https://amzn.asia/d/3r2KIzc)
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「放課後児童クラブ(学童保育所」)用語辞典・運営支援版の掲載を始めました。運営支援の独断と偏見による、運営支援流の「児童クラブの業界でよく使われることば」の紹介です。「児童クラブでのあそび」について現場の支援員や保護者の皆様からの投稿をお待ちしています。弊会までメールでお送りください。
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「あい和学童クラブ運営法人」は、学童保育の事業運営をサポートします。リスクマネジメント、クライシスコントロールの重要性をお伝え出来ます。子育て支援と学童保育の運営者の方、そして行政の子育て支援と学童保育担当者の方、議員の方々、ぜひとも子どもたちの安全と安心を守る場所づくりのために、一緒に考えていきましょう。セミナー、勉強会の講師にぜひお声がけください。個別の事業者運営の支援、フォローも可能です、ぜひご相談ください。
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「あい和社会保険労務士事務所」は、放課後児童クラブ事業者様の経営の改善、事業運営の効率化、また児童クラブで働く人たちや運営に関わる保護者(会)の雇用労働条件や運営ノウハウのより良い改善のために、専門的な見地で助言、アドバイスを行います。また、中小企業様の労務関係の改善にご尽力いたします。児童クラブの方、埼玉県内の中小企業の方はぜひとも顧問契約をご検討ください。
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(ここまで、よくぞこの大変長いブログをお読みいただき誠にありがとうございました。少しでも共感できる部分がありましたら、ツイッターで萩原和也のフォローをお願いします。フェイスブックのあい和学童クラブ運営法人のページのフォロワーになっていただけますと、この上ない幸いです。よろしくお願いいたします。ご意見ご感想も、お問合せフォームからお寄せください。出典が明記されていれば引用は自由になさってください。この運営支援ブログも投稿記事数が1,200を超えました。選りすぐりの投稿を出版してくださる出版社さん、どこかにいらっしゃいませんかね。マニアックなブログですが連日、数百から1,000前後の閲覧はありますよ!)
